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薬草医ラルフ『龍執事のハテナすぎる角』

Medical Herbalist Ralph ≪ Dragon Butler's Jargon Antlers ≫ (←一応、韻を踏んでいます) 辰年生まれのおっさん生活はいつも何かが ” 深い ” です。日々の出来事を綴ったり、興味のあるものを調べたり、料理の話をしたり、時には手芸や薬草の話をしたり。そんなこんなのブログです。できればPCからの閲覧にご協力くださいませ(スマートフォンでは読みづらいはずです)。

わたしの三幻(1,2,3)~ モーコック、パーロ・デ・リ゚ュービア、月琴

私の練習している楽器を紹介していた『わたしの~』シリーズの余談になります。 購入しては見たものの私の趣向に合わない楽器も、少数ですがありました。また、楽器の個数調整のため手放した楽器もあります。

今回は手放した楽器3種類について書きたいと思います。
 
 
【1】モー・コック / mõ cóc

ベトナムの民族楽器です。



ひと言で言うと『カエルの形をした木魚』です。打楽器です。

背中のギザギザを逆なですると、カエルの鳴き声のような音がすることで有名です。


『 mõ 』は ” 木魚 ”、『 cóc 』は ” ガマガエル、ヒキガエル ” という意味のベトナム語です。



日本人は『カエルが鳴いているから雨が降る』というふうに、カエルを『雨のシンボル(象徴)』としていますよね。ベトナムでも雨乞いのシンボルとして使うそうです。そういう共通の感性があることに感動しました。

そのほか、お店のおまもりとして置くこともあるそうです。



ちなみに、逆なでではなく『順なで』するとゴリゴリという響きのない音になります。

楽器の個数調整のために手放しました。



【2】パーロ・デ・リ゚ュービア / Palo de lluvia

英語では『レインスティック / Rainstick 』といいます。



打楽器ですね。

アステカ(メキシコ中央部で繁栄した文明国家)で考案されたとされています。現在も中南米の民族楽器として認識されていますよね。

なので、英語ではなく ” スペイン語 ” の楽器名で呼びたいんです。『 Palo 』が ” 棒 ” 、『 Lluvia 』が ” 雨 ” という意味のスペイン語です。真ん中の『 de 』は ” ~の ” という前置詞(英語の of に相当します)なので、全体で『雨の棒』という意味になります。

本場のパーロ・デ・リ゚ュービアはサボテン製です。代用として木製や竹製もありますが、やっぱりサボテン製がいちばんですよね。私もサボテン製を持っていました。



ヒーリング・ミュージックが流行った頃に『癒しの音』として流行りましたよね。インテリア性のある流木のような風貌も魅力のひとつだったようです。

こちらも楽器の個数調整のため手放しました。



【3】月琴 / Yueqin, Moon Zither

中国の民族楽器です。ピンインは [ yuèqín / yue4qin2 ] です。



丸い胴がかわいい撥弦楽器です。

買ってはみたものの、手に取ったときに民族楽器のような風情が感じられず、音色も好きになれなかったため手放しました。

そのような理由で手放した楽器は、後にも先にもこの楽器ひとつだけです。



この楽器とのあいだに不一致を感じていた頃、『清楽月琴』を知りました。私の購入した楽器は、どうやら1950年代にリメイクされた型のようです。このリメイクによって形や構造が変わり、弦も絹弦からナイロン弦へと変わりました。

日本では区別して『現代中国月琴』と呼んでいるそうです。本場中国では、区別とまではいきませんが『民乐月琴  [ mínyuè yuèqín / min2yue4 yue4qin2] 』と呼ばれているようです。



       ◆◆◆◆◆◆



これらの楽器を持っていたとしたら、私の楽器は55種類になっていました。手放した楽器は比較的小さな楽器ですが、それはそれで管理が大変になってしまうことは予測できます。

今回の画像はインターネットのあちらこちらからお借りしました。私が持っていたものと同じデザインのものです。


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52連符のショパン。 ~ アンテナページ

私の練習している楽器を少しずつ紹介してきました。そう、1年4か月かけて少しずつ。

そうしたら、記事が散らばってしまって見づらくなっていました。” 私について【百器奏者】”というテーマでまとめていますが、52種類もあると手間がかかります。

ということで、アンテナサイトならぬ『アンテナページ』を作ってみました。



       ◆◆◆◆◆◆



【1】わたしの十三癒

ブログ紹介時期:2012年1~4月

最初に買った楽器13種類を紹介していきました。

購入時期について詳しくは確認できなかったのですが、2010年7月までに購入していた楽器です。1番目に買った『オートハープ』の音色に魅せられ、楽器の音色のなかに ” 癒し ” を見出した時期でした。

その意味で『十三癒』と題して記事を書いていきました。

(1)オートハープ【 Autoharp 】
(2)ハーディーガーディー【 Hurdy-Gurdy 】
(3)イングリッシュ・コンサーティーナ【 English Concertina 】
(4)イングリッシュホルン【 English Horn 】 
(5)龍笛【りゅうてき / Dragon Flute 】
(6)バラライカ【 Balalaika 】
(7)セルパン【Serpent】 
(8)馬頭琴【ばとうきん / Morin Khuur 】
(9)フリューゲルホルン【 Flügelhorn 】
(10)アングロ・コンサーティーナ【 Anglo Concertina 】 
(11)イーリアン・パイプ【 Uilleann Pipes 】
(12)サーランギ【 Sarangi 】
(13)ムビラ【 Mbira 】
 
 
 
 
【2】わたしの十八醒

ブログ紹介時期:2012年5~9月

2010年8~10月にかけて購入した楽器18種類を紹介していきました。

楽器の形・音色、演奏の面白さ・楽しさに ” 目醒めた ” 時期です。民族楽器や古楽器のような『マニアック』な楽器を好む傾向になったのは、この時期からです。

その意味で『十八醒』と題して記事を書いていきました。
 
(1)ワーグナー・チューバ【 Wagner Tuba 】
(2)スピネット【 Spinet 】
(3)ハピ・ドラム【 HAPI Drum 】
(4)ボロン【 Bolon 】 
(5)トリプル・オカリナ【 Triple Ocarina 】
(6)ランケット【 Rankett 】
(7)フヤラ【 Fujara 】
(8)タンドラム【 Tongue Drum 】
(9)マウンテン・ダルシマー【 Mountain Dulcimer 】
(10)デュエット・オカリナ【 Duet Ocarina 】 
(11)チベタン・ベル【 Tibetan Bell 】
(12)オフィクレイド【 Ophicleide 】
(13)スパイラル・ディジュリデュ【 Spiral Didgeridoo 】
(14)ブルール【Blul】
(15)ストロー・バイオリン【 Stroh Violon 】
(16)モセーニョ【 Mohoceño 】
(17)ブルガリアン・カヴァル【 Bulgarian Kaval 】
(18)アサラト【 Asalato 】


 
 
【3】わたしの九護

ブログ紹介時期:2012年10~12月

2010年11~12月にかけて購入した楽器9種類を紹介していきました。

廃れゆく民族楽器や消えゆく古楽器を ” 護りたい ” という強い想いが芽生えた時期です。大勢の人が見向きもしなくなった楽器を好きになる『ペシミスト』から、本気で楽器を愛する人間へと変貌したのはこの時期です。

その意味で『九護』と題して記事を書いていきました。
 
(1)シュテッセル・ラウテ【 Stössel Laute 】
(2)ライヒェ・トランペット【 Reiche Trumpet 】
(3)トンコリ【 Tonkori 】
(4)ポルトガル・ギター【 Portuguese Guitar 】
(5)アルメニアン・ドゥドゥク【 Armenian Duduk 】 
(6)ウドゥ【 Udu 】 
(7)サックバット【 Sacqueboute 】
(8)バンドゥーラ【 Bandura 】 
(9)インディアン・フルート【 Indian Flute 】
 
 
 
 
【4】わたしの十一極

ブログ紹介時期:2014年1~4月

2013年4~5月にかけて購入した楽器11種類を紹介していきました。

楽器へのあふれんばかりの愛が ” 極限 ” に達した時期です。楽器を増やすことが愛ではなく、楽器とともに生きることが愛だと悟ったようです。これ以上楽器を増やすのはやめようと心に誓い、最後の購入としました。

その意味で『十一極』と題して記事を書いていきました。
 
(1)コンサート・ツィター【 Concert Zither 】
(2)グスレ【 Gusle 】
(3)コルヌ【 Cornu 】
(4)バウロン【 Bodhrán 】 
(5)ボンバード【 Bombarde 】
(6)カマンチェ【 Kamancheh 】
(7)ケーン【 Khaen 】
(8)ロンロコ【 Ronrroco 】
(9)ターロガトー【 Tárogató 】
(10)能管【のうかん / Noh Flute 】
(11)タール【 Tar 】
 
 
 
       ◆◆◆◆◆◆



52記事もあるので、一気に前記事を見ようとすると飽きると思います。

そのあたりはマイペース(個人の責任)でお願いします。苦情を言われても困ります。


これらの記事の動画はすべてお借りしています。私はまだ満足に弾けません。いつの日か自分で投稿した動画を載せられたらいいな、と思っています。



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わたしの十一極(11)~ タール【Tar】

私の練習している楽器を少しずつ紹介しています。

今回で第4期に購入した楽器の紹介は終わりです。

今回は『タール(Tar)』です。



この楽器はイラン、アルメニア、アゼルバイジャンあたりの民族楽器です。弦をはじいて音を出す撥弦楽器です。

まず目に飛び込んでくるのが、『8』の字の胴ですよね。とても印象的であり特徴的です。

いろいろな角度から写真を撮ってみました。

 
 


本当に面白い形をしていますよね。何を模しているかはよくわかりません。表面は羊の皮を薄く伸ばしたものが張られているのですが、破れそうで怖いです(笑)

ネックがやけに長いですよね。そして、フレット数もやけに多いです。私のものは28フレット型です。他にも25フレット型があるそうです。

ペグ(弦巻き)とペグボックスもなかなか芸術的です。

 

ペグが6個あるということは弦が6本あるということです。ただし、2本1組で扱われるため、3本弦の楽器と同じような感覚で演奏できます。弦は極細の金属弦です。

弦をはじいて演奏するわけですが、その『ピック』もかなり独特の仕様です。



このような、小指の先のようなピックを使います。私のものは真鍮製です。これでひっかく感じで演奏します。


音色は『エキゾチック』の一言に尽きます。金属弦特有の『ビーンビーン』という独特の響きを持った音色です。



『エキゾチック』『アラビアン』『オリエンタル』・・・そんな形容詞がピッタリの音色ですよね。金属弦なのに、ここまで民族色が出せる楽器も珍しいと思います。

弦が【極細】だからでしょうかね。

早く弾けるようになりたいです。



       ◆◆◆◆◆◆



この『タール』の独特の胴を作る動画がありました。もちろん手作業の製作です。



本当に楽器職人さんは素晴らしいです。

このような動画を見ると、時代とともに消えていった楽器(古楽器や民族楽器)を復活させる楽器職人になりたいと思ってしまいます。

『音楽』が人々の生活に必要だったからこそ、楽器は生まれ、そして今も作り続けられているのだと思います。よ~く考えてみると、音楽がなくても特に生活に支障はないんですよね(要するに嗜好品的な感じです)。

そんな魅力ある音色を生み出す奏者になりたいと思います。

まずは練習ですね!


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プロフィール

HN:
薬草医ラルフ
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1976/03/08

P R

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