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薬草医ラルフ『龍執事のハテナすぎる角』

Medical Herbalist Ralph ≪ Dragon Butler's Jargon Antlers ≫ (←一応、韻を踏んでいます) 辰年生まれのおっさん生活はいつも何かが ” 深い ” です。日々の出来事を綴ったり、興味のあるものを調べたり、料理の話をしたり、時には手芸や薬草の話をしたり。そんなこんなのブログです。できればPCからの閲覧にご協力くださいませ(スマートフォンでは読みづらいはずです)。

わたしの心は『寸寸煩煩/ずたずたぼんぼん』という四字熟語を食べた。

四字熟語のフラッシュゲームが難しくて、頭を何回ひねっただろうか。



ということで、ズルをしてインターネットで回答を調べまくっていたら、四字熟語が面白いことに気づきました。やっぱり漢字って素晴らしいですよね。これほど美しい表意文字は世界でもトップクラスではないでしょうか。

私自身は、座右の銘のひとつに『温故知新』を掲げていたのですが、意味を間違って覚えてしまっていたようです。本来の意味は『以前に学習したことや昔の事柄をよく考察して、そこから新たな道理や知識を得ること』です。私は『伝統(古いもの)も創作(新しいもの)もどちらも大事』という解釈をしていました。あれま。

ということで今回は、私が気に入った四字熟語を(自分のために)覚え書きしたいと思います。四字熟語の意味は『四字熟語辞典オンライン』さんのものを引用させていただいています。



       ◆◆◆◆◆◆



最初のシリーズは私が好きな漢字が入っている四字熟語です。私は辰年生まれなので『龍/竜』『辰』が好きです。また、辰は『農』という漢字の一部首に見られるように農業とも関連があるそうです。『農』『耕』という漢字が無意識で好きだったのはそのせいなのかな(笑)



【1】一竜一猪(いちりょういっちょ/いちりゅういっちょ)

【意味】努力して学ぶ人と、怠けて学ばない人の間には大きな賢愚の差ができるということ。

〚所感〛” 龍 ” が入った四字熟語です。この場合の猪はイノシシではなく『ブタ』の意味です。努力して学んだ人は龍になり、かたや怠けて学ばなかった人は哀れなブタになる、ということだそうです。素晴らしすぎる四字熟語だと思います。



【2】竜吟虎嘯(りゅうぎんこしょう/りょうぎんこしょう)

【意味】① 同じ類の者はお互いに気持ちや考えが通じ合うということ。
    ② 人の歌声や音が響き渡ること。

〚所感〛龍が啼く(竜吟)と雲を呼び、虎が吠える(虎嘯)と風を呼ぶそうです。このような類友がほしいですね(笑)



【3】雲蒸竜変(うんじょうりょうへん/うんじょうりゅうへん)

【意味】英雄や豪傑などが良い時期に現れて活躍すること。

〚所感〛意味が格好いいですね。『雲蒸竜騰/うんじょうりょうとう』とも書きます。英雄や豪傑を『竜』に例えるところが好きです。



【4】群竜無首(ぐんりょうむしゅ)

【意味】① 良い人材はたくさんいるが、統帥できる者がいないために上手く事が運ばないこと。
    ② まとめる人がいないこと。

〚所感〛これは悪い意味の四字熟語です。こういう悪い状態をズバリと一言で言い表し、悪い見本として活用するタイプの四字熟語ですよね。龍は扱いが大変ですからね(笑)



【5】日月星辰(じつげつせいしん)

【意味】天体や空のこと。

〚所感〛『天体観測』のことを『日月星辰の光を集める』と言うと文学的ですよね(たぶん)。この場合の『辰』の意味を『太陽・月・星の総称』とする場合と『星座』とする場合とあるのですが、どちらなのでしょうか。



【6】嘉辰令月(かしんれいげつ)

【意味】めでたい月日のこと。

〚所感〛見た目が素敵な四字熟語ですよね。縁起の良い日という意味の『吉日良辰/きちじつりょうしん』も好きです。



【7】朝耕暮耘(しょうこうぼうん)

【意味】農業に精を出すこと

〚所感〛『耕』という漢字で検索したところ見つけました。『耘/くさぎ・る』は草むしりをすることです。農業は本当に大変ですよね。



【8】農耕儀礼(のうこうぎれい)

【意味】農業生産の過程に従って、生産の無事・豊穣を願い、または感謝するために行われる儀礼のこと。

〚所感〛この四字熟語はことわざではありません。農作物が無事に収穫できるのも神様のご加護があってのことだと私も思います。



【9】十年一剣(じゅうねんいっけん)

【意味】① 武術の修練を長い間積み続けること。
    ② 修練を積み続けた武術を発揮する機会を待つこと。

〚所感〛剣道好きなので『剣』という字も好きです。良い意味だと思うのですが、” 修練し続けた武術を発揮する機会に恵まれない ” という深読みもできますよね。これは深読みしてはいけないのかな。



【10】千射万箭(せんしゃばんせん)

【意味】一つ一つのことに手を抜いてはいけないという教え。

〚所感〛『射る』 という言葉が好きなんですよね。古典では『ヤ行上一段活用』なんですよね。つまり『射』がヤ行のイということに魅力を感じます。これも全体的にきれいな四字熟語だと思います。弓道の教えだったかな。箭は『矢』のことです。そうよ!手を抜いてはいけないのですよ!



【11】徒手空拳(としゅくうけん)/赤手空拳(せきしゅくうけん)

【意味】① 誰から手を借りることなく、自分の手の力だけで物事を行うこと。
    ② 物事を始める時に、助けになるものが何ひとつないこと。

〚所感〛『拳』という漢字が好きなんですよね。格好いいです。『徒手空拳』と自衛隊さんの『徒手格闘』が似ていて脳内シンクロしました。良い意味にも悪い意味にも取れるので、使い方が難しそうです。



【12】禍棗災梨(かそうさいり)

【意味】価値のない無駄な書籍を出版することを批判する言葉。

〚所感〛『棗』という漢字が好きなのでここに書きましたが、これは悪い意味合いの四字熟語ですね。でも、全体的に漢字のバランスの取れた四字熟語だと私は思います。



【13】渾崙呑棗(こんろんどんそう)

【意味】人からの教えの意味を考えずに、ただ受け入れるだけでは本当に理解することはできないということ。

〚所感〛同じく『棗』という漢字が使われている四字熟語です。悪い意味合いというよりは『警告』の意味が強いのかなと思います。教えの本質が『たくらみ』という場合もある昨今ですから(その場合は本質ではなく『裏』です)、考えることは重要なのですね。



【14】泰山梁木(たいざんりょうぼく)

【意味】立派で優れている人物のこと。

〚所感〛『泰』という漢字を見ると穏やかな気持ちになるので好きです(笑) 『梁』という漢字も好きです。私は大工さんや鳶職さんを連想します。この四字熟語も見た目のバランスがとてもいいと私は思います。意味も良い意味ですしね。



【15】鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)

【意味】① すべての生き物が生まれた時から持っている性質に従って、その性質を楽しみながら
      自由に生きること。
    ② よい政治が行われ、世の中が平和なこと。

〚所感〛鳶職さんのことが本当に好きなので『鳶』という漢字の入っていて、しかも良い意味のこの四字熟語が好きになりました。鳶さんも鳶職冥利を楽しみながら生きてください。



【16】鳶目兎耳(えんもくとじ)

【意味】情報を集める能力の高い人のこと。

〚所感〛『長目飛耳』と類義語の四字熟語ですが、『鳶』という漢字が使われているのでこちらの勝ちですね(笑) 『鳶が鷹を生む』ということわざにもある通り、鳶はあまり良い例えには使われないんですよね。



       ◆◆◆◆◆◆



続いてのシリーズは、4文字が全体的に美しかったり、バランスが良かったりして私の審美眼が目を留めた四字熟語です。



【17】黄花晩節(こうかばんせつ)

【意味】① 年老いても気高く立派な信念を守り続けること。
    ② 年老いても健康なこと。

〚所感〛真っ先に私の審美眼がこの四字熟語に目を留めさせました。意味もよい意味だったので好きになりました。『黄花』は『菊』のことです。私はてっきり黄梅か蠟梅だと思いました。



【18】金亀換酒(きんきかんしゅ)

【意味】① 酒をこよなく愛するということ。
    ② 親友を心を込めてもてなすこと。

〚所感〛金でできた亀さん(役人の証だそうです)を酒に換えるという意味です。それで換えた酒でもてなしたというお話だそうです。私は酒は大嫌いなので、②の意味で好きになりました。



【19】箪食壺漿(たんしこしょう)

【意味】自分たちを救ってくれた軍隊を民衆が感謝してもてなすこと。

〚所感〛これも漢字が格好いいですよね。戦争は民間人も犠牲になりますが、最前線で戦っている軍人さんも犠牲になります(ヘイト値が高いので標的になりますよね)。戦争がらみの四字熟語ですが、真面目な軍人さんは好きなので( Crazy Yankee Army は嫌い)私も同じことをするかもしれません。



【20】氷壺秋月(ひょうこしゅうげつ)

【意味】清く澄んだ心のこと。

〚所感〛これも漢字が美しいので思わず見入ってしまった四字熟語です。意味もよい意味なので好きになりました。



【21】履霜堅氷(りそうけんぴょう)

【意味】大きな災難に遭わないように、少しでも災難の前兆があれば準備する、または避けるべきだということ。

〚所感〛いいですね! 予測の甘い人々にはうんざりですよね。素敵な四字熟語を見つけて喜びました(笑)



【22】撥雲見日(はつうんけんじつ)

【意味】心配事がなくなって、将来に希望が持てるようになること。

〚所感〛『撥雲』という熟語が美しいと感じます。意味も素晴らしいですね。『開雲見日』という言い方もありますが、『撥雲』のほうが私は好きです。



【23】敲氷求火(こうひょうきゅうか)

【意味】間違ったやり方をしても、苦労するだけで目的を果たすことはできないということ。

〚所感〛『氷をたたいて火を求める』ということだそうです。火打石ではなく氷をたたいても火はつきませんよね。これも見た目がきれいな四字熟語だと思います。



【24】海闊天空(かいかつてんくう)

【意味】性格が大らかでさっぱりしていること。

〚所感〛これも漢字が素敵です。特に『海』の使い方が素晴らしいと思います。この漢字を見ただけで、広々とした青い海と青い空が頭の中に思い浮かびます。『天空海闊』とも言いますね。



【25】磨斧作針(まふさくしん)

【意味】惜しまずに努力し続ければ、困難なことでも必ず成就すること。

〚所感〛『斧を磨いて針を作る』という気の遠くなるような作業も、根気よく続ければやがてゴールできるということですね。『磨斧/まふ』という発音がかわいいですね(笑)



【26】跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)

【意味】悪人などの世間から疎まれるような人達が、我が者顔で好き勝手にふるまい、横暴な態度を取ること。

〚所感〛漢字は本当に格好いいのに、とんでもなく悪い意味の四字熟語ですよね。私の脳裏には『北斗の拳』の『ひゃっは~~!』しか思い浮かびませんでした。前後の熟語を反対にして『跋扈跳梁』とも言います。



【27】九鼎大呂(きゅうていたいりょ)

【意味】非常に珍しい物のこと。

〚所感〛漢字が中国チックですよね。東洋武侠ファンタジーRPGっぽくて好きです(笑) 見た目も美しいと思います。意味は良い意味ですが、これといって特記する要素はないですね。



【28】雪上加霜(せつじょうかそう)

【意味】① 災難や不幸などの悪い出来事が次々と続けて起こること。
    ② 迷惑なだけの親切心や行動。

〚所感〛見た目が美しいのに悪い意味合いですね。



【29】孤軍奮闘(こぐんふんとう)

【意味】① 他人の手助けを受けることなく、難しい仕事をこなすために
      一人で必死に努力すること。
    ② 援軍が来ることを期待できない状態で必死に闘うこと。

〚所感〛私の人生そのものを表したかのような四字熟語に出会い驚愕です(笑) 手助けするどころか次から次へと仕事をなすりつけてくる人ばかりでした。『奮闘』という熟語を改めて見ると、漢字が格好いいですよね。



【30】蟹行鳥跡(かいこうちょうせき)

【意味】西洋の書物と漢文の書物のこと。

〚所感〛蟹さんは横歩きなので西洋の『横文字』の比喩表現です。鳥は前歩きなので漢文の『縦文字』の比喩表現です。面白い比喩表現なので好きになりました。



       ◆◆◆◆◆◆



読み方に漢字にはない『の』が出てくるものや、『○○之○/~の…』という形式の四字熟語は省いています。また、訓読みが入ってくるものも省いています。

 【省いた四字熟語の一例】
  ・雪中四友(せっちゅうのしゆう)
     ※ 冬に咲く四種類の花のこと(黄梅・ロウ梅・水仙・山茶花)
  ・青雲之志(せいうんのこころざし)
     ※ 立派な人間になるために徳を磨くこと

私の文学センス(ミジンコ程度)では、それは違うような気がするんですよね。すべて音読みだからこその四字熟語だと思うんですよね。

まだまだ知らない四字熟語がいっぱいあります。今回出会った四字熟語たちを使いこなせるようにしながら、もっといろいろな四字熟語を知っていこうと思います(たぶん)。


では、濫用しましょうか(・ω・)


『老後金筋/ろうごきんきん』・・・ 老後に必要なのは『お金』と『筋肉』だということ。
『養筋摂朊/ようきんせつルァン』・・・ 筋肉を養うにはタンパク質を摂るということ。
『一筋二筋/いちきんにきん』・・・ 一に筋肉、二に筋肉。脳筋体育会系のこと。

そんなのないぞ! おおうそつき!(笑)



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